『じゃああたしは?あんなことして怒ってる?』 そりゃ俺の価値が壱万円って安すぎてムカつくが…。 『愛も変わらず俺の生徒だ。』 気持ちをおさえて答えた。 『あたしね、…』 愛が下を向いて黙り出した。 『どうした?』 『あたし先生のことが好きなの。』 またなんかのゲームか? そんな手にはのらない。