その手で溶かして

変わったのは遠藤君ではなく、ウミではないの?


と聞こうとしたけれど、ウミが言葉を続けた。




「友達として良い奴でも、恋愛に関しては別だ。俺はこれからも仲良くしていくけど、ユキに付き合いを進められるかって言ったら、そうじゃない。」



ウミの視線を感じる。



どんな顔でこちらを見ているのか気になるけれど、私にはその瞳に向き合うことはできない。



ウミの瞳を直視したくない。



というよりは、私の瞳を直視されたくはない。