その手で溶かして


忘れていた記憶の断片がどうして、こんな時に蘇ってくるのだろう……



泣き虫なウミが泣いている。



私が一生守ると言ったのに……



この手で……



しかし、今私の目に写っているウミは他の誰かの手に守られている。



きっと、あの手がウミの涙を拭うんだ。



あぁ~また、胸が苦しい。