無口で不器用な年下くん。



…なんで、初対面の人にそんなこと言われないといけないの…?


私は只バスケが大好きで、でも怪我をして辞めなきゃいけなくて…。


だから少しでもバスケに関わってみんなの役に立ちたいと思ってただけなのに。


二年間も自分なりに頑張ってきたのに…、なんで他人にそう言われなきゃいけないの…。


悔しくて、勝手に瞳から涙が溢れてしまった。


泣きたくなんかないのに…っ。


必死に涙を拭っていると、練習が終わる笛が鳴り響いた。