「高宮先生大丈夫ですか?
音に気付いた校長がこっちを見てきた

「あっすんません」

「高宮先生?新しい先生でも来るんですか?」

「ええ。2学期から山田先生に変わって英語を担当してもらう」

「そうなんだ、臨時教師ってやつ?」

「はい」

「見てもいい?ちょっとだけ」

返事をする前にカーテンを開けた顔を見て、俺は驚いた

「「あっ」」

あの女だ。