-----------グズッ--ッ


「------ッ---グズッ--」

それからどのくらい泣いただろう
空はすっかり暗くなっていた


「気ぃ済んだか?」

「……うん…ごめ…ん」

「誤んな……何があったかは聞かねぇけど辛いなら俺の事頼っていいから…なんかあったらここに来い……もう遅いし家の奴心配するだろ、帰るか?」

「………」

「返事は?」

やだよ…帰りたくなんかない

いろいろあって今は一人暮らしで家族なんていない

「……1人に…………しないで…」

「え?」

「あっなんでもない……じゃあ私帰るね」