《完》嫌われ教師の腕の中

「はははっ~お前…まるで猫じゃらしを追い駆ける猫みたいだな・・・」



尾上先生が思いっきり吹いて笑う。



「!?」



私は初めて知った・・・



尾上先生…笑うと右に笑窪が出来るコト。


「笑窪…出来るんだ…」



「え、あ・・・」



先生はバツは悪そうな表情に変わっていつもの真顔に戻った。