「…お前にそんなコト言われる筋合いはないが…俺は鈴羽を大切にするつもりだ」



「・・・ありがとうございます」



礼を言われる筋合いもないが・・・



北村もなかなか筋のある男だと言う印象を持った。


北村は生物学室を出て行った。