「きさ、ま……」
「俺様さー。殺すのが生き甲斐なのに、それがダメってなんなら、え、死ねつうことだよね?だから、あんたを殺しましたー!」
けらけら笑う男がユーズの頭を踏む。顎が地面を擦り、口に砂が入った。
「困るんだよぉ、俺様まだ、殺し足りないんだ。人間、いなけりゃあ、魔物でもいいんだよ。分かる?わーかーりーまーすーかー?そんな俺様の生き甲斐を奪おうとしたお前、あー、自業自得ー。あの世で更に断罪されな」
「っ、同志たちすらも殺すとは……!きさ、ま、にも、心はあるだろう!」
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