あれ、俺どうしたんだっけ?)

(確か、薬を飲んで・・・・)


「シュタイン!
 しっかりして、起きたのなら返事をして?!」

「かあさん?
 あれ、俺一体・・・・」

「あんた、2階で倒れて2ヶ月も眠るなんて。
 びっくりさせるんじゃないよ!!」

「え、ああ。ごめん」

「まったく、あんたって子は」


俺は2ヶ月間眠っていたらし。

家族全員、初めは死んでいるとおもわれたが、

仮死状態であったと。

医者に診断されて、放置してたらしい。

でも、毎日誰かが居てくれた。




あの、錬金術の書は隠してあるから、
大丈夫か。

でも、頭が冴えるっていうか、知識?!

今まで知らなかったことが、嘘のようにわかる!



その後、シュタイン少年は錬金術の書を読み漁り、

すんごおい、IQになっていた。

とある論文を書いて、大学にみせに行った。

初めは門前払いだったが、

とある教授がその論文を読んでくれた。


教授は愕然とした。

今までの常識を、覆すような論文であった。

その論文は、
近い未来大きな進歩をとげるものであった。


シュタインは特待生として、その大学を2年で卒業。


そして・・・。