鼻の頭をさすりながら 「いきなり止まらないでよ~」 「あ、うん。ごめん だいじょぶ?」 「どうしたの?」 「いや・・・ 輝樹が・・」 「輝樹?」 正樹くんの前方の 大きなガラス扉の外に 輝樹の姿があった。