「そんな事ばっかり
言うけどさ・・・
そもそも輝樹のせいで
私、起きたんだから・・」

「俺のせい?何で?」

「寝相悪いんだもん・・・」

「あーそういう事か。
まぁ、昨夜は飲み過ぎたっつーのもあるしなぁ。
で、その仕返しか?ははは」

「そんなんじゃないもん・・・
ねぇ、その
その・・・飲み会って
女の子いたの・・?」

「ん?昨夜か?
そうだな、
いたけど 春菜が心配するような事は
全然ねぇから安心しろ」

「・・・うん。
分かってる。」

相変わらず・・・・
一緒に暮らしてても
やっぱり、たまに
不安になってしまう。

いつか、浮気されるんじゃないかって、
私に飽きるんじゃないかって・・・

こんな事なんて考えたくないのに、
幸せなときほど考えてしまうから
一番 厄介だ・・・