「もう何もねぇかー?」 えっと・・・ 聞きたかった事・・・ あるはずなのに・・・。 ・・・! 「あの、輝樹の車にある シュシュって・・・」 ようやく聞きたかった事を 口にしながら 輝樹の方を向くと、 ・・・寝てるし。 そっか・・・ あんま寝てないって 言ってたっけ・・・ 近くに寄り、 ベッドの毛布をかけながら 久しぶりに見る 輝樹の寝顔・・・ なんだか 少し、 気が抜けた。