君ニ恋シテル

「あれっ?君って…」

逞くんはサングラスを下にずらし、私を凝視する。

うぅ…そ、そんなじっくり見ないでー。

恥ずかしくておかしくなりそう。

同時にてっちゃんの視線も感じ、私は今にも倒れてしまいそうだった。

亜紀ちゃんは私の隣でソワソワ落ち着かない。

何か話したくてウズウズしてるようにも感じる。