また呆気にとられる。
…あれは、怒り?
それとも、悲しみ?
わかんないよ…。
「ねえ亜紀ちゃん…どうしよう。追いかけたほうがいいかな?」
亜紀ちゃんを見ると、亜紀ちゃんは真剣な表情で百合香ちゃんが出て行った後の扉を見つめていた。
「亜紀ちゃん…?」
「ん?…あっ、とりあえず待ってよっか?」
ニコッと笑う亜紀ちゃん。
さっきの真剣な表情はなんだったんだろう…。
「もし小沢ちゃんが失敗して戻ってきても、そのあと優奈が直接徹平に連絡すればいい話だし。小沢ちゃんの気がすむまでやらせてあげよう」
「うん…でも私、告白は…」
「いいんじゃない?無理に言ってもねー…。優奈の決心がついたときに言えばいいよ」
「うん…」
「大人しく待ってるかぁー」
亜紀ちゃんはそう言いながら、ベッドにゴロンと寝転んだ。
百合香ちゃん…大丈夫かな。
浩ちゃんに見つからなきゃいいけど…。
でもそれって、ほとんど無理に近いよね。
もしほんとにブラックリストにいれられちゃったら…。
心配…。
百合香ちゃんの様子おかしかったし、余計に心配だよ…。
でも、それだけ私のために一生懸命になってくれてるんだよね。
告白は無理だけど、てっちゃんにちゃんとプレゼント渡して、おめでとうって伝えなきゃ。
「優奈、そんなとこで突っ立ってないで座ったら?」
「えっ…あっ、うん」
亜紀ちゃんに言われ、私はベッドに座った。
亜紀ちゃんもさっき…一瞬だったけど、なんか様子がおかしかったよね。
普段見せない、真剣な表情…。
「なに優奈?なにか私の顔についてる?」
「…へっ、ううん!なっ、なにもついてないよっ!」
ジーっと見すぎちゃった…。
「あーわかった。優奈、緊張してるんでしょー?これから大好きな徹平にプレゼント渡すんだもんね!」
「…っ」
改めてそう言われると、緊張してきた。
からかうように私を見る亜紀ちゃんは、紛れもなくいつもの亜紀ちゃんだった。
やっぱり…気のせいかな?
なんか今日の私ダメだ。
おかしい…。
ドキドキしながら携帯を握りしめる。
とりあえず今は、百合香ちゃんからの連絡を待とう。
…あれは、怒り?
それとも、悲しみ?
わかんないよ…。
「ねえ亜紀ちゃん…どうしよう。追いかけたほうがいいかな?」
亜紀ちゃんを見ると、亜紀ちゃんは真剣な表情で百合香ちゃんが出て行った後の扉を見つめていた。
「亜紀ちゃん…?」
「ん?…あっ、とりあえず待ってよっか?」
ニコッと笑う亜紀ちゃん。
さっきの真剣な表情はなんだったんだろう…。
「もし小沢ちゃんが失敗して戻ってきても、そのあと優奈が直接徹平に連絡すればいい話だし。小沢ちゃんの気がすむまでやらせてあげよう」
「うん…でも私、告白は…」
「いいんじゃない?無理に言ってもねー…。優奈の決心がついたときに言えばいいよ」
「うん…」
「大人しく待ってるかぁー」
亜紀ちゃんはそう言いながら、ベッドにゴロンと寝転んだ。
百合香ちゃん…大丈夫かな。
浩ちゃんに見つからなきゃいいけど…。
でもそれって、ほとんど無理に近いよね。
もしほんとにブラックリストにいれられちゃったら…。
心配…。
百合香ちゃんの様子おかしかったし、余計に心配だよ…。
でも、それだけ私のために一生懸命になってくれてるんだよね。
告白は無理だけど、てっちゃんにちゃんとプレゼント渡して、おめでとうって伝えなきゃ。
「優奈、そんなとこで突っ立ってないで座ったら?」
「えっ…あっ、うん」
亜紀ちゃんに言われ、私はベッドに座った。
亜紀ちゃんもさっき…一瞬だったけど、なんか様子がおかしかったよね。
普段見せない、真剣な表情…。
「なに優奈?なにか私の顔についてる?」
「…へっ、ううん!なっ、なにもついてないよっ!」
ジーっと見すぎちゃった…。
「あーわかった。優奈、緊張してるんでしょー?これから大好きな徹平にプレゼント渡すんだもんね!」
「…っ」
改めてそう言われると、緊張してきた。
からかうように私を見る亜紀ちゃんは、紛れもなくいつもの亜紀ちゃんだった。
やっぱり…気のせいかな?
なんか今日の私ダメだ。
おかしい…。
ドキドキしながら携帯を握りしめる。
とりあえず今は、百合香ちゃんからの連絡を待とう。



