君ニ恋シテル

やっと電車を降りると、私はほっと息をついた。

体が、熱い…。
まだ心臓がドキドキいってる。


「混んでて大変だったね」

「…そっ、そうだね!」

てっちゃんの言葉に、どぎまぎしながら答える。

恥ずかしくて、てっちゃんのほうを中々見れない。


チラリと視線を向けると、いつもの優しい笑顔を浮かべるてっちゃん。

その笑顔にまたドキリと胸が跳ね上がる。


顔、赤くなってないかな?
絶対なってる気がするんだけど…恥ずかしい!


「ぷはぁ!やっと降りられたわ!」

と、百合香ちゃんの声が背後から聞こえ、弾かれたように後ろを振り向く。

みんなが電車から降りてきた。


「ん?優奈どうしたの?なんか顔赤くない?」

「えっ…!そんなことないと思うけど…!」

亜紀ちゃんが不思議そうに首を傾げる。


やっぱり赤くなってたんだ…。
うわぁ…ほんと恥ずかしい。