君ニ恋シテル



「もうっ!後ろ振り向いたら二人がいてほんとビックリしたんだからー!」

「俺もかなり驚いたし!」

亜紀ちゃんの言葉に逞くんが笑顔で答える。


「aquablueのファンなの?」

と、急にてっちゃんが私に向かって話しかけてきた。

「えっ…あっ、えっと、亜紀ちゃんがファンで!
私は…その亜紀ちゃんに誘われて一緒に…」

うわっ…緊張して上手く話せないよ。


「へー、亜紀ちゃんaquablueのファンなんだ!俺も俺も!」

「そうなんだ!超いいよねっ!」

aquablueの話しになり、盛り上がる逞くんと亜紀ちゃん。


あ…この状況って、ケーキ屋Happinessで二人と会った時みたい。

亜紀ちゃんと逞くんが話してて…私もてっちゃんと何か話したいなって思ってたんだよね。

今もその時と同じ気持ち。


せっかくまた会えたんだもん。

何か話さなきゃ…何か。


すると…