バカだよね…
だって、てっちゃんは私の存在すら知らなくて、私もテレビの中のてっちゃんしか知らない。


それなのに、こんなに想ってるなんて…。


恥ずかしいよね…
こんなこと亜紀ちゃんにも絶対言えない。


亜紀ちゃんからの紹介を断ったのも、てっちゃんが好きだから…。



叶うはずもない相手、どうにもならないことはわかってる。


だけど…好きになってしまった。


こんな想い初めて…。
どうしたらいいのかな…。




Boy★2の心地いい歌声の中、泣きつかれた私はいつの間にか眠ってしまっていた。