君ニ恋シテル



その後トークを挟み、数曲歌うとミニライブは終わった。


「はい、押さないでー!」
「ゆっくり進んで下さーい!」

まだ興奮状態のファンを、スタッフがてきぱきと誘導する。

前のイベントの時とは比べものにならない、大行列が出来上がった。


「あー!超感動したー!
ヤバイよー!逞ー!」

半泣き状態の亜紀ちゃん。


「うん…凄くかっこよかった」

対する私は、放心状態。