「あの… ヘルプで来た伊織です」 アタシは店の裏口から入りそこにいた制服のおんなのひとに挨拶をする。 「あー!待っててんよー、 ごめんねー急でー」 「あ、いえ、 大丈夫です」 「やってることは同じやから。 早速やけどホールに出てくれるやろか?」 「わかりました」 なんか急かされるなあ。 そっか。 人手が足りないからここに行けって言われたんだっけ。