アタシは…うーん、 そうだな。 関西弁はあったかい感じがして好きなんだけど。 「そしたら関西弁は使わへんの?」 「よっぽどでない限り、 っていうかたぶん、 使わない」 「よっぽどってどれくらい? 仕事やなくてももうずっと使わへんの?」 なんか面白くて聞いてみる。 どうにかしてこのひとから関西弁を引き出せないかなーと思って。 「そんなこと聞いてどうする? アンタには関係ないだろう? あー…でも…」 彼は駅の天井を見上げて思い出すように言った。