なんでアタシが謝ってんのかよくわかんないけど。 「今度一緒に飯でも… あー、それとも年下は興味あらへん?」 ちょっと振込みのこと聞きにきたんじゃなかったっけ? なんでそんなこと聞いてんのよ。 「申し訳ございません」 コウセイのそんな態度にも冷静に笑顔でその女性行員は応える。 なんか、 すごいな、 このひと。 …って感心してる場合じゃない。