でも。 やっぱり的中したって思っただけでそんなショックでもなかった。 ああ、そっか。 やっぱりね、 ってそんな感じ。 それならさっさと縁を切ってしまえばいいのに。 アタシたち限界にきてるなんだなあ。 そこまでわかってるのにアタシもアホだ。 「アカンか?」 なんかそんな風に聞く彼についアタシも答えた。 「わかった」 「ほな、 今日は午前で終わるから授業終わったら銀行のある地下鉄の改札な?」 「…うん」