もう、どうしよう、 立っているだけでやっと、だ。 このひとに溶けてしまいそう。 息が苦しい。 でもそれは苦痛ではなくて。 呼吸を意識してないと息することさえ忘れてしまう。 そして今度は指にアタシの髪を絡ませ頭を包み込むように引き寄せる。 うわーっ。 ちょ…っと。 「えっと、その…」 さっきから何か、 何か言わなければ。 そう思っても言葉が出ない。 でも紫竹さんはアタシが必死になってる姿がそんなに面白いのか余裕の表情で…。