石橋さんとコウセイから離れたアタシたちは大きな木の陰に隠れるようにふたりで向かい合う。 「…熱、 あるんじゃないのか?」 「へ?」 「顔が赤いし、 腕も熱い」 「大丈夫やし…」 彼はそっと掴んでいた手を離す。 ホッとしたのもつかの間、 今度はアタシの額に手を当てる。 いや、 だからホント。 マジで許して。