コウセイはうれしそうに笑ってアタシのことは放って彼女に声をかける。 これも計画通り、か。 「あ、あんときの?そっちから声かけてくるってことは俺と付き合う気にでもなった?」 「そうやねぇ」 石橋さんは腕を組んで考えるように笑う。 銀行の制服のときと違って改めて私服姿の彼女を見てるととても美人だ。 コウセイじゃなくてもきっとたいがいの男の人は彼女に惹かれるんじゃないだろうか。 「でも今夜は彼女さん、 一緒みたいやしね」 「あー、もうええねん」 コウセイは完全に石橋さんのほうを向いている。