「こんな時間でホントごめんね」 そう言って石橋さんは謝るけれど彼女たちだって仕事してるんだもの。 なのにアタシみたいなのに付き合ってくれて。 「大丈夫ですよ」 だからアタシのほうが仕事が終わってからだし申し訳ないなあと思ったくらい。 「えっとね、 まずコハルちゃんとその彼氏がふたりでいるところにアタシが行くから」 彼女はこないだ言っていたいい考えって内容を紫竹さんとアタシに説明する。