え? くれるの? いいの? あー…。 でも。 そっか。 傷だらけにしたから。 もういらないってことか。 「ごめん…」 アタシは再び謝る。 でもくれるって言ってくれて… 彼には申し訳ないけどちょっと嬉しかった。 彼の大きな手がアタシの頭の上に置かれる。 どきっとする。 「変な奴」 そう言ってアタシの髪をくしゃくしゃとする。