「おー怖っ! そんな返してほしいんやったら返したるわっ!」 そう言うと同時に彼は窓を開けてカフリンクスを中庭めがけて放り投げた。 あっ!!! カフリンクスは夕陽に反射してきらりと光りそのまま中庭の隅にあるベンチの近くに落ちてしまった。 「な…なんでそんなことすんのっ!!」 そして気がつけば。 アタシはそう怒鳴りつけて彼を殴っていた。 しかも ぐーで。