若い男の声が興奮でうわずっている

(針を…針を刺してやろう)

クックッと笑いながら話してる

(注射器じゃなくてな…拷問用の)

は…針…?

その言葉…鳥肌が立った

ど…こに…?

(もちろん…そこさ…)

そこっ…て…

(やれ!)

「うわああああああああ!」

部下の手の内の長い銀色の針が

僕のぺニスの中ほどに突き刺さる

(ああっ…良いっ…それが良いんだ

それがすごく好きなんだ…)

「ぐああああっ!」

部下の男の慣れた手つき

これが…したいのか…

針がまた深く刺さる

(あああ…たまらないな…もっと)

「あああああっ!ああああっ!」

痛みにのけぞる

(悶えろ…もっと…叫べよ!)

「あうっ!痛いぃぃっ!イタ…い」

あ…あ…突き抜け…突き抜けるっ

やめて…やめてよ…

逆らえない

ルール…だから

それでも…クスリで痛みが鈍くて

だから気を失うことが出来ない

部下が容赦なく長い針を押し込む

針先が何か固いものを突き抜ける

「いやああああああああっ!」

(あっあっあっあっ…イクッ!)

それを見ながら絶頂を迎える男の声

イった…の?

これ…見て…イクの?

「も…やめて…やめ…」

ごめんなさい…ルール違…反だよね

(ダメだぞ…ダメだ…まだ気持ち良

くなれるぞ…もう一本だ…もう一本

入れろっ!)

「やめて…やめてええええ!」

男の命令に即座に従う部下

その手の中に

また同じ拷問の長い針が…