洗濯機がピーピー鳴って僕を呼んだ
洗濯機の上にある備え付けの
電気乾燥機に脱水した洗濯物を
放り込んでタイマーをかけた
「タイマーは最大にしとけ!…乾い
ても中に放っておけばいい!」
リビングから彼が大声を出して
僕に指示を出した
一刻も早く始めようとしてくれてる
それがわかる
「わかった!」
僕も洗面所から答える
タイマーをマックスにセットして
リビングに戻った
「ソファーが良いだろう…横になれ
るように君は長い方に座れ」
僕が長いソファーに腰掛けると
彼は斜め前の1人掛けのソファーに
足を組んで座った
「さて…始めよう…心の準備はいい
か?」
彼が慎重に僕に訊く
「うん…大丈夫…」
「そうか…ではまず…聞かせて欲し
い」
彼は組んだ足を解き僕の方を向き
身を乗り出した



