疲れ切った心





「弘斗君、しゃがんで?」



悠理が頼むと、弘斗も腰を落とした。



チュッ



「あ゛・・・・」


「あら・・・・」


「あぁ~!」



「誓いのキスね」



弘斗に抱きついて無邪気に笑う我娘。



「悠理、キスなんて何処で覚えてきたんだ!」



落ち着きなさいよ・・・・。



「パパとママがいつもやてっるよ?」


「う゛・・・・」



こういうのを自業自得って言うんだよね。



「瀬奈!弘斗君にキスするの禁止だからね!」



そんな言葉何処で覚えたのよ・・・・。



「嫌!絶対キスしてやる!弘君キスしよ~」



「バカか。今は悠理の時間なんだよ」



「私は!?」



「放置だな」



悠理と手を繋いで料理を食べに行ってしまった。



「そんな~!」



私が立ち上がると、悠斗も立ち上がった。



「あの子、学校でキスなんかしてなきゃいいんだけど」


「してたらそいつぶっ殺す」



子供相手に大袈裟なんだって。



「瀬奈、ドンマイ」



瀬奈の肩を叩いて行ってしまった本日の主役。