疲れ切った心


「悠斗!!」



顔の熱が引いてきたところでまた悠斗が呼ばれた。



「何で自分のクラスには来なくてB組にいるのよ!」



写真を貰った後、B組に行くことになり、B組で遊んでいたらまた女の子に声を掛けられた。



「げ、土橋」



この女の子は土橋さんと言うらしい。



「D組手伝ってよ!売上が中々伸びないの。A組はものすごく伸びたのに」



そんなに伸びたんだ・・・、ウチのクラス。



「ほら、行くよ」



悠斗は土橋さんに手を引っ張られB組を出ようとしていた。



「待て!俺はデート中なんだよ」



別にデートしてるつもりは無いんだけど・・・



「会長も来ますよね?」



私まで強制に連れて行くの?



そこまでして売り上げを上げたいわけ・・・?



「私は・・・」


「来ますよね」


「はい・・・」



土橋さんの笑顔に負けOKしてしまった。



「ちょっと待てって。俺は接客じゃなくて客引きだ!!」



そこまでしてやりたくないんだ・・・



「どうせ客引きしてなかったんでしょ」



確かにやってなかったね。



私もやったんだからやりなさいよね。