疲れ切った心



「いらっしゃいませ。何名様ですか?」



そして言われたように笑顔を張り付けた。



「4人です///」



笑顔を向けると顔を赤くする男子達が多い。



「こちらの席へどうぞ」



空いている席へと誘導する。



悠斗は教室の端っこで座っている。



「ご注文が決まりましたらお呼び下さい」



そしてまた笑顔を張り付けた。



「すみません」



近くの席の人に呼ばれる。



さっきから男性客の接客が多い気がする。



「ご注文はお決まりでしょうか?」



何かもうこの作業が慣れた。



「少々お待ち下さい」



注文をとり、隣の部屋へと移動する。




「会長、そろそろ上がってもいいですよ」



猿渡さんに言われ遠慮なく上がることにした。



悠斗を言い訳に。



薄情者なんて噂がたっても困るしね。



「悠斗、お待たせ。上がっていいって」


「んじゃ行くか」


「ちょっと待って。着替えてくる」



この格好で行くなんて恥ずかしすぎる。



「猿渡が終わるまでそれ着ててもいいってよ」



なんで私じゃなくて悠斗に言ってるの!?



「C組行くぞ」


「でも・・・」


「時間ねぇぞ」



時計を見ると3時を回っていた。



「わかった」



仕方なくチャイナ服で行くことにした。