疲れ切った心



「おい、まだかよ」



中々出てこない為か、悠斗からの催促の声が聞こえた。



「着れたけど・・・」


「着たなら早く出てこいよ」



シャッ



そしてとうとうカーテンを開けられた。



「・・・///」


「何よ・・・。似合わないぐらい分かってるわよ」



胸の所を両手で隠した。



「い、あ・・・・」



何が言いたいのよ。



悠斗の前から逃げるようにこの部屋にいた男子の所まで歩き始めた。



「ねぇ、猿渡さん知らない?」



着替えたのはいいものの、何をすればいいのかまったく聞かされていない。



「あ、あの・・・。せ、接客をしていました」


「呼んできてくれる?」



この格好でいいのか確認取りたいし、駄目だったら恥になるからね・・・



「はい!!」


「ありがとう」



お礼と共に笑顔を張り付けた。



「お前それでやるつもりなのか?」



さっき声を掛けた男子が出ていくと、今度は悠斗が話しかけてきた。



「そうだよ?」



出て行った男子と入れ違いに入ってきた人がいるため、猫を被った。



「本気?」



何よ!!自分がこれにすればって言ったくせに!!