こうしてうざっぴと
付き合うようになる
姫ぴよ

うざっぴは背も私より
ずっとずっと低くて
常に下を向いて話す
感じでヒールなんか
はけない!!!って
感じだったけど…

自分を見てくれる
好きって言ってくれる

それだけで幸せだった

ある日の出勤途中
最近は店の近くまで
一緒に行くのが
日課になっていた

いつも通り店の近くで
別れ、出勤する

姫ぴよ「はよー」

レジ男「あ、柳さんが
来たらすぐに来いって
言ってましたよ」

姫ぴよ「え〜…
着替えたらでいいか
無線で聞いてよ」

レジ男「〜〜〜」

ボソボソ無線でチャラと
連絡を取るレジ男

レジ男「だっ駄目だ
そうです。すぐに
とのことです」

姫ぴよ「え?なんか私
店でやらかした?」

レジ男「いっ…いや、
そうだったらぼっ僕が
知らない訳ないですよ」

ふに落ちない顔で
姉妹店に向かう