不良のあなたとあたしの物語(完)

誰かがあたしの名前を呼んだから振り返った。


そこには圭也がいた。


「まだ帰ってなかったのかよ。って、早苗もいるじゃん。」



「じゃあわたしは帰るね。邪魔者は退散しまーす。あっ友里さん、ありがとう。」



そう言って早苗ちゃんは帰っていった。