あなたとあたしの生きた証

そわそわしていると先生のため息の声が聞こえた






「お前ら・・・っいい加減にせんか―――!帰れ―――下校時間じゃ――」






ついに怒ってしまった先生は、顔を真っ赤にしていた






噴火したみたいだ






「あたしたち、友達待ってるんです、もう少しだけ待ってくれませんか?」






あたしはみんなをフォローするかのように先生に言い張った





気の弱い美嘉ちゃんなんかあたしに抱きついていた





美嘉ちゃんは正直かわいいなんか子猫みたいな感じ






あたし達のグループの中では、マスコット的存在だ






「じゃ友達来たらさっさと帰れよ」