あなたとあたしの生きた証

どうして今あたし達の目の前にいるのか考えることができない固まったままだ





理解のできない状況だった






カタンと音を立てて椅子から立ち上がって美那が彼のあとについて行った





美那の影がなくなった





「ねっ・・・ねぇ」






美嘉ちゃんが口を開いた





「んっ?」
「今年のバレンタインさ、どうするみんな」






え・・・そんなの考えてもなかった