あなたとあたしの生きた証

窓ガラスが割れてあたしのおでこを直撃したガラスの破片




放心状態のあたしの手を引っ張って先生が無理矢理あたしを保健室へと運んだ




「離してください、自分で歩けます」




そう言っているのに先生はあたしの腕を放そうとはしなかった。



離すとあたしはふらふらとよれよれになりながら倒れそうになるのだから





「ダメだ、ちゃんと歩けないお前をほおっておけるか」