「ねぇ、ここの問題教えてくれない?」





隣の席の前島君に話しかけた





前島君こそが彼女の好きな人だ





わざとじゃないの・・・彼としか話せないからなの





「いいよ、ここはこうしてこうしてこことここをたして・・・」





丁寧に説明してくれた彼を見つめていたら、彼と目があった




そして彼はこんな言葉を言った




「なに?俺の顔になんかついてる?」