『今日、暇だったら遊ばない?』 スクロールする指に何故か力がこもって。 絵文字も何もない要件だけのメールだったのに、すごく嬉しくて。 雨に打たれたあの日……。 達也と別れた日から3週間、優輝からの連絡は一度もなくて。 もう連絡はこないと諦めていた矢先だった。