純恋〜スミレ〜【完】

早めの夕飯を済ませて、ケーキを食べて、マッタリとした時間を過ごす。


今日がクリスマスだって、ちょっぴり信じられない。


だけど、こんなクリスマスも悪くない。


だって、優輝とピッタリ寄り添っていられるから。



「なぁ、純恋。ちょっと目、つぶって」


「えっ?」


あたしの目を大きな手の平で覆うと、優輝はゴソゴソと取り出した何かをあたしの指にはめた。