純恋〜スミレ〜【完】

12月24日、クリスマスイヴ。


学校を終えて家に帰ると、お母さんがキッチンから顔を出した。



「純恋、おかえり。悪いんだけど、着替えたらちょっと手伝ってくれない?」


「いいよ。ちょっと待ってて」


お母さんに微笑んで二階の部屋に入ると、コートと制服を脱いで部屋着になる。


そしてそのままお母さんの待つキッチンに向かった。