ねぇ、お兄さん。


今度はあたしが優輝を助ける番だよね。


お兄さんがあたしを助けてくれたように、今度はあたしが優輝を助けるよ。


自分の命と引き換えにしてでも、必ず守りぬいてみせる。



だから、空の上から応援していてください。


優輝を……――


世界でたった一人の愛する人を助ける為に、


あたしにほんの少しだけ力を貸してください……――。