「……――朝っぱらから人のことパシってんじゃねぇよ」 公園の脇に止まった黒い高級車から降りてきた金髪の派手な男の子。 「わりぃな……。今度何かおごる」 「ハァ?当たり前だろ」 優輝の友達であるという真島大悟君は、現れるなり眉間に皺を寄せた。 くわえ煙草で優輝の元にやってきた大悟君は「熱があるくらいでヒーヒー言ってんじゃねぇよ」と優輝を鼻で笑っていた。