バカみたい、あたし。 全てを知った今もまだ優輝を信じていて。 優輝がこの公園であたしを待っていると、確信めいたものを感じて。 信じて裏切られれば、立ち直るのに時間がかかるはず。 だったら、裏切られる前に逃げ出してしまえばいい。 傷は浅いうちの方が完治が早い。 今までそうやって生きてきたじゃない。 出来るだけ傷付かないようにって。 それなのに、気持ちを止められない。 『優輝のことを信じて裏切られるなら、それでいい』 そう思ってしまうなんて。