「でも、つい最近も彼氏んち遊びに行ったんでしょ?」 「うん」 「その時の彼氏の様子は?普段と変わりなかった?」 「普通だったなぁ」 多分。あたしが知る限りでは。 「じゃあ、大丈夫でしょ。不安なら、彼氏に話してみなよ?話し合いってマジ大事だから」 ナナはニッと笑いながら、あたしを励ます様にポンッと肩を叩いた。