純恋〜スミレ〜【完】

ていうか、叶恋がガキなら自分だってガキじゃん。


あたし、今、一緒にお茶してるんですけど。


話してるんだから、携帯いじるのやめたら?


ガキじゃないんだから、それくらい分かるでしょ。


話すときは、ちゃんとこっちを見て話して。


「そういえばさ、こないだバイト先の店長に誘われてキャバにいったんだよ。それが叶恋にバレちゃって。すごい泣かれた」


「キャバ……」


ちょうど良かった。先に話題を出してもらった方がこっちとしても言いやすい。


あたしは目の前のミルクティーをストローで吸い上げた後、未だに携帯をいじり続けるヒロさんに視線を向けた。