「いいよ」


不敵な笑みを浮かべながらジェルを受け取る優輝。


なに?何なの……?


もしかして、何か企んでる……?


「脱げよ」


「は!?」


「背中に塗ってほしいんだろ?」


「そりゃそうだけど……」


「ほら、早くしろよ」


「……――やっぱりいい!!」


よくよく考えたら、ここはプールじゃないしもちろん水着でもない。